どーもこんばんは!カリパイです。
ターキー。
ボーリングでストライクを連続3回の方じゃなくて、鳥のことです。
日本では七面鳥として知られていますよね。
何となく、今まで自分がもっていたイメージは「クリスマスの時に七面鳥の丸焼き」みたいな感じですですが、あなたの場合はどうですか?
実際にクリスマスの時に七面鳥を食べた記憶が・・・多分ナイ?
きっと実体験ではなく、アニメや映画によるイメージかもしれませんね。
はいこちら。ターキーです。
きっと、いろいろ種類があると思いますが、詳しいことは分からないのでとりあえずターキーと呼ぶことにします。
このターキーの写真。カリパイが住んでいるアパートで撮りました。
大家さんファミリーの誰かが誕生日で、お祝い用に調理するそうです。
写真だと分かりづらいですが、結構大きいんですよ。
どうでしょうか、背の高さは60㎝以上ありますね。
フィリピンではお祝い事の際、レッチョン(正確にはレッチョンバボイ)という豚の丸焼きを用意することが多いです。
ですが、これがまた高価なんです。
なので、自分がこれまでに関わりがあったローカルフィリピン人(かなりの低所得層)は、レッチョンではなくターキーを用意していました。
そうそう、フィリピンでは、家でニワトリを飼っていることがよくあります。
闘鶏用であったり食用であったりと用途はいろいろですが、どちらにしても、ニワトリは身近な存在です。
自分の知り合いのフィリピン人男子は、ほぼ全員ニワトリをさばいた経験がありますね。
カリパイもこういう感じの世界で暮らしています。※ニワトリをさばいたことはまだないです笑
なので、ターキーを見ると「おっ!今日は何か特別な日かな?」と思います。
この子は、この写真を撮影した30分後、天に召しました。
このターキーの命が人間の恵みとなります。
まさに「命をいただきます」ですよね。
普段の食事を考えてみると、われわれ人間はこうした命をいただいて暮らしているわけですが、なかなかそこまで考えることも少ないでしょう。
ですが、こうして目の前でその現実を見ると、あらためていろいろ考えさせられます。
不思議なもので、このターキー、全然暴れてなかったんですよ。
ひょっとしたら、この後自分がどうなってしまうのか、何か感じるものがあったのかもしれませんね。
ターキーをさばき、料理の準備をしていたフィリピン人の若者たちは、みなどことなくうれしそうでした。
きっと、目の前のごちそうにワクワクしていたんでしょう。
そりゃそうですよ。
自分だって、釣ってきた真鯛をさばくとき「美味そうな刺身だ~」とワクワクしますもん。
でもね、なんだかね。
目が合っちゃったんですよ、ターキーちゃんと。
「おいっ!」って呼ばれてるような気がしたんです。
そして彼(彼女?)はこう言った気がします。
お前、しっかり頑張れよ
お、おう。頑張るよ。
ありがとう、ターキーちゃん。