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【痛快】女スパイに生まれ変わった女性の物語 ー 映画『レッド・スパロー』

どーもこんにちは!スパイ映画大好きっ子のカリパイです。

今回は、ロシアの女スパイ「スパロー(Sparrow)」として美女が大活躍する映画『レッド・スパロー(原題:Red Sparrow)』のご紹介です。

この作品について

(↑公式予告映像)

2018年にアメリカで公開されたスパイ映画。日本でも同年の3月に公開されました。

監督は『ハンガー・ゲーム』シリーズでおなじみのフランシス・ローレンスです。

なお、主演のジェニファー・ローレンスとは『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』でもコンビを組んでいますね。

出演者について

はい!きました!アメリカの人気美人女優、ジェンことジェニファー・ローレンスです。

ジェンについては、以前のブログ記事で一度紹介しましたね。

SFロマンス映画『パッセンジャー』で「人間の生き様」について考えさせられた

今回の作品では「ドミニカ・エゴロワ」という名のロシアのバレリーナを演じています。

えっ?バレリーナ?女スパイじゃないの?

まぁまぁ慌てずに。その辺りはあらすじでご紹介していきます。

 

そしてこちらの男性「ネイト・ナッシュ」役を演じたのは、オーストラリア出身の俳優ジョエル・エドガートンです。

有名な出演作品としては、レオナルド・ディカプリオと共演した『華麗なるギャツビー』がありますね。

興味のある人は是非チェックしてみてください。

あらすじ

ロシアのバレエ団でトップダンサーとして活躍していたドミニカ。

ところがある公演の最中に、アクシデントによってダンサー人生を左右するほどの大けがを負ってしまう。

体の弱い母親をダンサーの収入で支えてきていたが、ケガをしてしまったドミニカはその立場が危ういものに。

そんな折、叔父のワーニャがドミニカが暮らすアパートへやってきて、先のアクシデントは嫉妬による仕組まれたものだという証拠を示す。

ドミニカは真実を確認するために劇場へ足を運び、そこで自分を落とし入れた2人が恋仲であることを目撃。怒りのあまり2人を半殺しにしてしまう。

ワーニャの口添えもあり、その事件はうやむやになったのだが、ドミニカのとった行動に工作員としての才能を見い出したワーニャは、ある作戦に協力するよう打診する。

協力すれば、母親の病院代やアパート代を世話するというワーニャの言葉を信じ、ドミニカはその作戦に加わることとなる。

その作戦とは、ロシアの富豪ウスチノフを誘惑し情報を盗むというもの。

この時点では工作員としての経験は何一つ無いドミニカだが、持ち前の知性と判断力でウスチノフを誘い出すことに成功する。

ホテルの自室へ招き入れ二人きりになったところで、ウスチノフが強引に体を奪ってきた。

そこへロシアの特殊工作員が現れ、ドミニカの目の前でウスチノフを殺害してしまう。

特殊工作員とその場を脱出し、秘密アジトへ戻ったドミニカはひどく怯えていた。

そこへ叔父のワーニャが現れ「要人の暗殺を目撃してしまった以上、国のために働くか抹殺されるかのどちらかだ」とドミニカの置かれている状況を説明する。

そして、国のスパイ「スパロー」として国に仕えれば、母親の安全や病院代も保証されるという点が決め手となり、ドミニカはスパローになる決意をする。

スパロー養成学校へ入ったドミニカは、厳しい訓練内容に戸惑う日々を過ごす。

特に羞恥心や人としての尊厳・プライドに関する訓練が厳しく、スパイとして生き抜く難しさを身をもって味わうこととなる。

だが、ドミニカは母親を思う気持ちを支えにし、どんどん成長していく。

そして遂に政府に認められ、晴れてスパローとしてデビューすることとなる。

 

「カテリーナ」という新たな名を与えられたドミニカは、ロシアで動きを見せているアメリカCIAの諜報員ネイトについてスパイ活動を展開する。

しかし、ネイトに自分がロシアのスパイだということがバレてしまう。

そこでドミニカは、アメリカのために二重スパイとして働くとネイトに持ちかける。その対価は、自分と母親の身の安全を保証すること。

ネイトはその提案を受け入れ、全力でサポートすることを約束する。

ネタバレを含む考察&感想

というわけで、ここからはネタバレを含む考察&個人的な感想をまとめていきますよ。

この映画のテーマとは?

実はこの映画、ジャンル的にはスパイ映画なのでド派手なアクションシーンが多いと思いきや、意外にも少ないなぁという印象をもちました。

もちろん、各所でアクションシーンはあるものの割合的には少なく、それよりも心理的な駆け引きや登場人物の心の葛藤にスポットが当てられていたと思います。

また、ロシアのスパイ「スパロウ」ということで、ロシア対アメリカというよくありがちな国家間の争いという部分ですが、両国とも大統領が出てくるシーンはナシ。

国レベルの争いって感じよりも、もっと現場寄り、諜報員レベルの話が展開していくんです。

つまり、この映画は「ロシア対アメリカ」という国家間闘争をメインに据えた作品ではなく、一流ダンサーから女スパイへ転身した主人公の人間ドラマだと思います。

なぜ彼女はこんなにも強く生きていけるのか?

個人的な地位や名声を得るためではなく、大事な母親を守りたいというとてもシンプルな動機が、彼女を突き動かしていたと感じました。

アメリカの諜報員ネイトとの関係を問い詰められ、厳しい尋問にかけられても、ドミニカは決して口を割りませんでした。

ネイトに対して好意を持っていた、つまり彼への愛がそうさせたとも取れますが、もっと深い部分にあるドミニカの思いは、やはり「母親を守りたい」という気持ちの強さでしょう。

二重スパイをしていることがバレてしまえば、自分の命だけでなく母親の命も危ない。

それはドミニカが最も望まない結末となるわけです。

国家へ忠誠を尽くすというのは表向きの理由で、本当のところは大切な母親を守りたい、その一心でドミニカは困難な状況下でも心を折らずに踏みとどまっていたんです。

つまりこの映画のテーマは、自分の最も大切とするものを守るために立場や手段を選ばず道を切り開いて行く、主人公の人間ドラマだと言えるでしょう。

復讐劇?それとも?

映画の結末では意外なドンデン返しがあり、観る者をスカッとさせたに違いありません。

自分も「おぉ!そうきたか!」と思わずうなってしまいました。

しかも、よくよく振り返ってみれば、途中しっかりと伏線が張り巡らされていて、驚きの結末に対しても十分納得がいきます。

結末が分かっている状態でもう一度最初からこの映画を観たとき、全く違う視点で楽しむことができました。

そして気付いたのは、もしかしたらこれはドミニカの復讐劇だったのでは?ということです。

何に対する復讐なのかは・・・秘密です笑(観てのお楽しみ)

まとめ

映画『パッセンジャー』の時よりクールな感じの役柄だった今回の作品でも、ジェンの美貌は健在でしたね。

顔の系統的にもロシア人役というのは違和感ないですし、ロシアなまりの英語アクセントも良かったです。

なかなかの実力派女優ですよ、彼女は。

ジェニファー・ローレンスの美貌に興味のある人、スパイ映画が好きな人は、是非一度観てください。

字幕版で観るとさらに面白みが広がると思いますよ。

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