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【料理編】フィリピンに来てから止めたこと #2「水道水」

どーもこんにちは!

基本的には毎日自炊をしているカリパイです。

「フィリピンに来てから止めたこと(料理編)」ということで、前回の記事では「卵」にまつわる話をしました。

第2回目の今回は「水(水道水)」に関する話です。

 

料理のみならず、日常生活の中でよく使うのが「水」ですよね。

  • 料理
  • 飲み水
  • 洗い物
  • シャワー
  • 掃除・洗濯

このように、水を使う場面は沢山あります。

ご存じの通り、フィリピンでは一部の地域を除き水道水をそのまま飲むことはできません。正確に言えばできるでしょうけど、身体に良くないです。

なので、飲み水に使用しているのは、濾過された水。

こういうボトルに入った水です。

このボトルの形状は地域によって異なるようで、セブ島ではこのスタイルが主流です。

20リットル入りで、だいたい20~30ペソほど。日本円で約50~70円ですね。

ちなみに、コンビニやスーパーなどで売っているペットボトル入りの水はミネラルウォーターで、濾過された水とは異なります。

当然ですが、ミネラルウォーターの方が価格が高いです。

 

さて、ここまでに「水道水・濾過水・ミネラルウォーター」という3つの選択肢があることをお話ししました。

では実際にどのような場面で何を選択しているのかについて見ていきましょう。

2020年2月現在、カリパイの場合

水道水

  • シャワー
  • 洗顔
  • 歯磨き
  • 洗濯
  • 食器洗い
  • 食材洗い
  • 米とぎ

濾過水

  • 飲み水
  • 製氷用
  • 料理全般

ミネラルウォーター

  • 外出時、水分補給用に購入

どうでしょうか。

同じくセブ島に住んでいる日本人でも、水道水の使用内容は若干異なるかもしれませんね。

基本的に水道水は飲み水として利用できないので、大きく分けると「口に入れるものは濾過水」となります。

ですが、自分の場合、歯磨き・食材洗い・米とぎは水道水でやっています。

これについては個人差があるでしょうけど、特にお腹を壊すということはありません。

 

それと、よく「煮沸させれば大丈夫でしょ?」と耳にしますが、水を沸騰させることを前提にした料理の場合でも、濾過水を使用しています。

というのも、自分が住んでいる地域の水道水には、割合的にかなり多くの鉄分が含まれており、なんなら目に見えるレベルで鉄の塊が混じってます。

おそらくこれは、水道管の老朽化によるものと思われます。

それと、水質がかなりアルカリ性よりで、まるで石灰水。

火にかけて沸騰させると分かりやすいのですが、白い粉がガンガン吹いてきます。

そのため、シャワーで使用しているシャワーヘッドも、すぐに詰まってしまうんですよ。

なので、定期的にシャワーヘッドに酢(酸性)をかけて詰まりを取り除いています。

「シャワーヘッドの詰まりには酢が効果的」

これ、ちょっとした裏技ですよ。



 

というわけで、ここまでをまとめます。

結局何が言いたかったかというと「日本のように蛇口をひねり出てきた水を気兼ねなく使えない」ということです。

水道水の水を料理に使うのを止めました。

一見面倒そうにも感じるでしょうが、こんなのは慣れですね。

「あぁそういうものか」

この考え方で解決です。

 

そうそう、水道水を料理に使わないって言いましたが、野菜を洗ったり米をといだりという場面では使ってます。

厳密に言えば、洗った野菜も米も口の中に入るでしょうから、本当は良くないと思います。

でも、さすがに面倒くさい。だからいいんです。気にしない。

現状、お腹を壊すことはありません。

しかし、微量ながら摂取し続けている水道水に含まれている物質が、長い年月をかけて体内に蓄積されていくんでしょうね。

その結果!

害があるのか、それとも逆に身体に良い効果があるのか。

どっちなんでしょうね。

一応付け加えておくと、濾過水を買う余裕がない人(貧困層)は、バリバリ水道水を飲んでいます。

でも、彼らがそれによって短命だとか、病気になりやすいといった系の話はあまり聞いたことがありません。

この辺りのことは専門的な知識がなくてよく分かりませんが、どうなんでしょう。

自分には確証がないので、やはり水道水を飲み水や料理に使うのは控えようと思います。



料理の場面で、「卵を鍋に直接割って入れる」「水道水を使う」という二つのことをフィリピンに来てから止めました。

もしかしたら日本でも、特定の地域では同じように止めている人もいるかもしれませんね。

卵に関しては、飲食業の人ならカリパイと同じようにしている人もいるのでは? 不純物・殻の混入を防ぐ手段として。

水道水に関しても、浄水器を通した水を使っている人もいるでしょう。

 

最後はちょっと話が逸れましたが、要するに「郷に入っては郷に従う」でしょう。

そういった変化・対応が苦手な人は、苦労すると思いますよ。

また機会があれば、料理以外の場面で「止めたこと」について書きたいと思います。

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