どーもこんにちは!
基本的には毎日自炊をしているカリパイです。
自炊をしている最大の理由は「外へ飯を食べに行くのが面倒くさい」というだけ。
仮に家から徒歩1秒の所に美味しいカレンデリアでもあれば、即自炊を止めるでしょうね。
さて、そんなわけで自炊生活をしているのですが、幸いなことに料理や片付けはそれほど苦になりません。
むしろ料理は良いストレス解消というか、リラックス効果があると感じています。
といっても、特別に手の込んだ料理をすることはなく、単純な炒め物や煮物・汁物ぐらいしか作りませんけどね。
日々の自炊の中で、よく使用している食材の一つが卵。
セブ島で手に入る卵もいろいろあって、ローカルマーケットやスーパーで購入しています。
安いものだと一つ5ペソですし、ケージフリーで育てられたちょっといい卵だと一つ10~14ペソほどします。
要するにピンキリってこと。
ただし、ここで注意すべきポイントがあります。
それは「高い卵=鮮度が良い」とは限らない点です。
卵の品質(味・サイズ)は一旦置いておいたとして、単純に「鮮度」に焦点を当てると、それは値段とは何の関係もないと思います。
自分のこれまでの経験から、鮮度の良い卵を手に入れるために気を付けていることは以下になります。
- お客さんのよくついている店で購入する
- その店で売れ筋のサイズ・種類を購入する
この2点はとても重要ですね。
スーパーで買うときは、よくお客さんの入っているスーパーで。
マーケットで買うときは、人気のあるサイズ・種類を聞く。
つまり、回転率の良さがそのまま鮮度につながっていると考えます。
売れ残っている卵は鮮度が悪い。
スーパーで買う卵にはパックに賞味期限が書かれていますが、これがまたアテにならないんですよね。
というのも、そもそもパックにつめて出荷されている段階で、一部の悪徳企業だとすでに古い卵を混ぜている場合があるからです。
賞味期限がまだ2週間以上あるものでも、割ってみたら腐ってる!ってことはザラです。
いや~怖いですよ。
究極を言ってしまえば、自分でニワトリを飼い育て、産んだ卵を食べるのがいいでしょうけど、そこまでの手間はかけられません。
さて。
このようなことから、料理で卵を使う際、ちょっと一手間かけ事故を防ぐことができます。
それは「いきなりダイレクトに卵を割って鍋に入れないこと」です。
シ、シンプル・・・。
ですが、考えてみてください。
日本にいるとき、例えばラーメンの仕上げに卵を入れようとした場合、そのまま鍋の中に割って入れますよね?
自分も今までずっとそうしてきました。
ですが、そのやり方をフィリピンに来てからは止めました。はい、完全にです。
面倒でも、一度別の容器に割って入れ、卵の状態を目視してから使います。
洗い物が増えますし一手間かかりますが、これが最良の防衛策・解決策です。
中身を事前に確認することができないゆで卵の場合はどうするのか。
その場合は、使用する卵をマーケットへ買いに行きます。
そして「今日入ったばかりの新鮮な卵はどれ?」と店員さんにしつこく聞きます。
できれば行きつけの店を決めた方が良いです。顔なじみになればお互いの信頼関係から、新鮮なものが手に入る確率が上がりますから。
その際のコツとして、最初の頃は多少多めに支払うのがポイント。
そして何度も足を運び、顔を覚えてもらうんです。
こういう形で恩恵を受けることを「コミュニケーションの勝利」と呼ぶんでしょうね。
「売り物=安全」という日本の環境で育ってきた自分としては、スーパーで買った賞味期限が十分にある卵が全て腐っていた時は本当にビックリしました。
日本なら「お前んとこの卵、全部腐ってたぞ!」とクレームを入れる場面でしょうが、こっちの暮らしでは「ハズレを引いた自分が悪い」となります。
たかが卵、されど卵。
卵一つとっても、生活の知恵や工夫が必要になる。
なんてね。
というわけで、今回は「フィリピンに来てから止めたこと」の料理編「卵」についてお話ししました。
次回は同じく料理編の「水」について書く予定です。
お楽しみに~。
私も、スーパーで買った卵が腐っていたときは唖然としました。
ただこっちの暮らしに慣れると、スーパーで売っているものは、
卵に限らず、肉も魚も野菜も、高い割に鮮度がよくないことがわかったので、
スーパーの卵なら、さもありなんという感じです。
少なくとも私の住んでいる町では、近寄るのもためらうような、小汚い市場で買う魚や野菜が一番新鮮です。
トミーさん
トミーさんも同じ経験をされていると聞いて、ホッとしました笑
スーパーや市場を含め、身近に信頼できる店があると安心できますし、そういう店を確保しておきたいですよね。
最近マニラのFarmers Marketに行きました。施設の古いローカルマーケットですがきれいに使っていて、市場の人たちも殺伐としていないのですごくよかったです。セブのローカルマーケットは少し怖いところが多いのでマニラとの違いが新鮮でした。
kujiranさん
いいですね!
安心して利用できるマーケットがあると、毎日の食が豊かになると思います。
そういうマーケットは通い詰めたくなっちゃいますね。