フィリピン・セブ島からあれこれ情報発信中!

あ~たぁ~らし~ぃパスが来た♪

どーもこんにちは!カリパイです。

セブ州において3月30日(月)から始まったECQ(強化されたコミュニティ検疫)も、当初の予定と噂されていた期間?である4週が経ちました。

周知の通り、解除されるどころか5月15日までの延長が決定し、カリパイの住む地域では「曜日別制限」も加わりました。

参考 ここへ来て更なる規制の強化と地域住民の反応カリパイの部屋

連日流れてくるニュース報道を見る限り、5月15日に解除される確率はかなり低いなぁというのが個人的な見立て。

仮に解除されても、「はい!以前と同じように全て元通り!」とはならず、いわゆる「段階的な解除」というプロセスを踏むとのことです。

依然として夜間の外出は禁止されるようですが、年齢や業種によって区分けされた新しいルールでの外出制限や、公共交通機関の条件付き運行などは認められていくとのことです。これはあくまでもそういう見通しがあって、その方向で検討する必要があるというレベルの話です。※大統領スポークスマンの談話(GCQ:General Community Quarantineへの移行)

外国人観光客が自由にフィリピンへ入国できるような以前の状態、人々が自由に集い音楽やお酒を楽しんだり、マリンスポーツに講じたりする状態。

これらへ完全に戻るのは、もしかしたら数年単位の時間が必要かもしれません。

そう考えると、悲しくなってきますよね。

受け入れがたいというか、先のことを考えるだけで気分が沈んでしまいます。

なので、最近自分はあることを意識して生活するようにしているんです。

それは何かというと、

自分でどうにもできないことについてあれこれ考えるのは止めよう

です。

自分でできないこととは、自分ではあずかり知らないことや日常生活において遠く及ばない出来事などです。

例えば、このところフィリピン警察による市民への弾圧に関するニュースがよく報道されています。

詳しく見ていくと「何て酷い話だ」とか「それは○○が悪い」とついつい感情移入してしまい、悲しかったり悔しかったりします。

でも、そうやってああでもないこうでもないと考えたところで、その問題を自分が解決できるわけではありません。

だったらあれこれ考えるのを止める!

ネット・SNS上でやたらと誰かや何かを対象として攻撃している人は、まさにこういった「自分のあずかり知らない話に首をつっこむ」という行動を積極的にしてるのかなぁと。

ストレスたまらないんですかね?

 

なので、このように考え方を変えてからは、様々な出来事を事実として受け止めはしても、その良し悪しをジャッジするのを止めるよう努力しています。

もちろん自分にかかわる話については全力で関わりますし、解決策や代案を考えます。

今はまず自分自身が日々の生活をやりくりしていくのに精一杯という人が多いはずですし、それでいいと思います。

各個人が身勝手な言動をしていいということじゃないですよ。要は「他人の世話を焼いている余裕がない」っていうスタンスで良いという話です。

その結果、周囲に迷惑をかけているとしたら、それはその人の個人的な徳やマナーの問題でしょう。

 

さて、本題に入る前の話が随分長くなってしまいましたが、本日、外出許可証がリニューアルされました。

こちらが新しくなった外出許可証です。※これはカリパイの地域のものです

なぜこのタイミングで許可証が新しくなったのかというと、大きく分けて3つの理由があります。

1つ目は、以前のものの有効期限が切れたため。厳密に言うと有効期限はなかったのですが、先にも述べたように最初に宣言されたECQが延長されたからという解釈です。

2つ目は、「曜日別制限」を分かりやすく運用するためです。

【以前の外出許可証】

  • 保持者の氏名の記載なし
  • 曜日制限に関する記載なし
  • 発行は各バランガイごと(様式がバラバラ)

【新しくなった外出許可証】

  • 保持者の氏名の記載あり
  • 曜日制限に関する記載あり
  • 発行はバランガイを束ねる行政単位(同一様式)

違いを書き出すとこんな感じ。

以前のものに比べて、チェックする側はやりやすくなったと思います。

そして、3つめの理由。

今回の新しい許可書の大きな変更点として「氏名の記載」があります。

以前のものは氏名の記載が無かったため「おい、ちょっと許可証貸してくれや」と使い回しをする人が多数いたそうです。

今回のものは氏名の記載があり、外出許可証と身元を証明するIDの提示が義務づけされているため、以前よりも外出者が制限される、もっと言えば、外出制限がより厳格に運用されると思われます。

これこそが、外出許可証をリニューアルした大きな理由でしょう。

ただ、考えてみると、カリパイのように世帯で1人しかいない場合は、氏名の記載があろうがなかろうがあまり変わりはありませんが、家族の人数が多い場合はかなりの制約となりますよね。

でも、外出制限をやると決めたんですから、やるなら厳格に運用してもらいたい。

そのことが、ひいては収束への近道となるはず、そう信じたいです。

あっ、ちなみに、新型コロナウィルスが「終息」するには、何十年もかかりますよ。

終息とは「完全に存在そのものが根絶した状態」なので、そうなるでしょう。

「収束」はしていくでしょう。こちらは「根絶はしていないが問題がある程度収まった状態」ですから。

メディアなんかでこの「終息・収束」をちゃんと意図して使っていないものを見かけますが、誰も気にしないようですね。

  • 終息:完全に存在そのものが根絶した状態
  • 収束:根絶はしていないが問題がある程度収まった状態

一応自分は物書きの端くれなので、こういう言葉の使い方には気を付けています。

 

というわけで、話があっちこっち散らかってしまいましたが、わたしは元気です。

元気というのはフィジカル的にですね。メンタル的には微妙です。

結局この1か月間で外出したのは3日だけ。それもすべて2時間以内に帰宅しています。

1か月で計6時間未満の外出ですか・・・。

ちょっと出掛けすぎましたかね?

どうせなら何かのゲームに挑戦しているかのごとく「外出時間0時間達成!」みたいなことをしようかな。いや、無意味です。

そうではなく、帰ることができる家、籠もることができる部屋があるだけ有り難い、そう思わないといけませんね。

 

2 COMMENTS

アバター kujiran

1か月で3日だけしかもすべて2時間以内!それはすごいですね。仕事が在宅でできても努力なくしてなかなか難しいと思います。見習ってがんばります。

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カリパイ カリパイ

kujiranさん

出掛ける機会が少ないのは、そもそも出掛け先がない(用事がない・店がやってない)という悲しい現実が・・・。
外出した3日は全て食料調達。つまりそれ以外の用事がないってことです笑。
独り身だからなせる技ですよね。

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