最近のあれこれ

どーもこんにちは！

お久しぶり～のカリパイです。

先週末から今週頭にかけて、フィリピンでは社会・物事が大きく動いています。

各種制約・規制・取り締まり等々、新型コロナの影響が社会全体を大きく揺るがしています。

カリパイのブログにたどり着いている人は、何らかの形でフィリピンやセブ島に関係のある人（もしくは興味がある人）だと思うので、実際の所「今どうなってるの？」が最大の関心事でしょう。

せっかく現地で暮らしているので、日々刻々と流れてくる情報をまとめ発信することもできます。

でも、自分はあえてやりましぇーん！

理由その①

朝令暮改国家フィリピン

まずはこれ。

どうでしょう、下手したら半日単位で情報がコロコロ変わります。

先に出た発表が、半日後には撤回されたり、更に追加されたり。

まぁこれは今に始まったことではなく、もともとこういう体質ですからね。

現状は「毎日毎日、情報が小出しに出され、日々対応を変更する」って感じ。

これではいつ国民がパニックになってもおかしくないなぁと思います。

こんな状況なので、いちいち都度情報発信するのは面倒。だからやりません。

理由その②

スポークスマンニキが大量発生中

カリパイが情報発信しなくても、SNS上では大量のスポークスマンニキが発生しています。

中には思いっきりデタメラをふかしているニキもいますけどね笑。

ソース（情報元）が不確かだったり、事実に自身の思惑を乗せてニュアンスを変えたり･･･。

その手の情報を目にすると、何というか気持ちが沈みます。

腹が立つと言うよりは、情けなくなるというか･･･。

自分がその情報合戦に参入することは、そんな彼らと同じ土俵に上がることを意味するので、やりません。

中でも個人的に最も違和感を感じるのは、情報投稿の際の主語の大きさ。

「自分の生活圏では」とか「私が住んでいる地域では」というのなら納得ですが、特定の地域の様子を指して「フィリピンでは」「セブ島では」って言っている人、アレ何なんでしょうね？

例えば、パニック買い（買い占め）についてなんかもそう。

ある人はものすごい長蛇の列ができている写真とともに「大変なことになってます！」と言い、ある人は閑散とした店内の写真とともに「パニック買いなど全くなく至って平穏です！」と言う。

どっちも事実でしょうが、それを指してあたかも「全ての地域」がそうなっていると誤解を生むような言い方が気になります。

分かりますよ。

上記の投稿をしている人たちにはそれぞれ思惑があって、自身のビジネスのためであったり、不安を煽る愉快犯だったり。

セブ島に関する投稿を見る限りでは、「平穏無事です！」といっている人は、わりと都市部、つまり日本人在住者が多く暮らすエリアの話かなぁと。

ですが、カリパイの生活圏ではもろ進行形です。先週の金曜日からずっと続いています。

昨日もスーパーへ行きましたが、今まで見たことがないほどの長い列だったため諦めて帰ってきました。

でも、カリパイの生活圏の話を皆にしたところで、特に先ほど言った日本人在住者が多く住むエリアの人たちには無関係ですよね。

まとめ

いずれにしても、多くの人が指摘しているように、この騒動は短期間で収まるとは考えにくいでしょう。

仮にコロナが収まったとしても、失業による社会不安によって、今よりもっと状況が難しくなる可能性も考えられます。

買い占めできるだけの財力がある層はいいでしょうが、そもそも買い占めすらできない低所得層の方が圧倒的に多い社会構造なので、生きるために犯罪に手を染める人も増えるかもしれません。

学校の休校にしても、学習保証に関する情報を目にしたことはなく、今回の件で学力の低下はさらに進むでしょう。

各種規制・封鎖に関しても、有識者による学術的根拠や経済的予測を元に行われているのかは不明。

肌感覚的には「とりあえず蓋をしろ！」と場当たり的にやっているのかなぁと思います。

フィリピンに限らず今世界中でいろんな人たちが困難な状況に直面し、そこで戦っています。

今はとにかく流れに身を任せるしかないですが、今回のことを数年後の国政に生かすことができる国が、この先の世界の中心にいることは間違いないでしょう。

そういった意味でも、フィリピンにとってはまさに正念場を迎えている。

そんなことをぼんやり考えながら、引き続きひきこもりを続けたいと思います。

以上、近況報告がてらのあれこれでした。