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【映画】夜中に美女がドアをノックしても決して開けてはいけないと勉強になった

どーもこんにちは!カリパイです。

土砂降りの深夜。

突然、ドアをノックする音が聞こえ、扉を開けるとそこにはずぶ濡れになった美女二人が・・・。

さて、あなた(特に男性の方)は、この状況でどうしますか?

こんな映画のワンシーンのようなシチュエーションが起こったら?と本気で妄想している人もいるかもしれませんが、今回はそういう人におすすめな映画をご紹介したいと思います。

 

ノック・ノック(KNOCK KNOCK)

2015年公開(日本では2016年)されたR15指定の映画。

主演はキアヌ・リーブス、監督はイーライ・ロス。

[簡単なあらすじ]

妻と子どもたちを愛する「良き夫・父親」であるエヴァン(キアヌ・リーブス)は、幸せな日々を過ごしていた。

ある日の週末、終わらせなければならない仕事の都合(在宅で建築デザイナーをしている)で、バケーションに出掛けた妻・子どもたちのいない間、家で一人黙々と仕事をしていたエヴァン。

土砂降りの夜中、誰かがドアをノックする音が。

玄関のドアを開けると、そこには雨でずぶ濡れになった美女二人組が立っていた。

 

という感じで、この後、エヴァン(キアヌ・リーブス)が美女二人組を部屋の中へ入れたところから、話の展開があらぬ方向へと進んでいくわけです。

キアヌ・リーブスはめちゃくちゃ大好きな俳優というわけではありませんが、『マトリックス』シリーズではカッコ良かったですね。

あと、映画に出てくる美女二人のうち、金髪の子がなかなか可愛いです。

彼女の名前は、アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)といって、キューバの女優さんです。

最近だと(と言っても少し前ですが)、『ブレードランナー2049(Blade Runner 2049)』(2017年)の中で、ジョイという役で出演していますね。

ブレードランナー2049で彼女のことを知り、ノック・ノックを観た人もいるでしょう笑。

ノック・ノックはR15なので、察しの良い人は分かると思いますが、ポロリシーンもバッチリあります。

 

さて、可愛い金髪美女も気になるところですが、ここでこの映画全般についてネタバレしない程度の感想を述べたいと思います。

感想その①
見ず知らずの美女を家の中へ入れるのはダメ絶対!

ネタバレになってしまうので詳しい結末は言えませんが、美女を家に中に招き入れたことで主人公は大変な目に遭ってしまいます。

でもね。

世の男性の皆さん。

思いっきりセクシーな美女が玄関に立っていたら、ガードが緩むってもんですよね?

こんな二人から「困ってるから助けて欲しい」と言われたら、断るのが難しい・・・笑。

でもね、でもね。

このシチュエーション、フィリピンではよくある?話なんですよ。

鼻の下を伸ばした男性が見事にはめられるセットアップ事件、よくあります。

といってもカリパイは経験したことがないのでその怖さは分かりませんが、聞いた話によるとかなり大変なことになるようです。

ウマい話は疑ってかかれ!

これに尽きますね。

感想その②
キアヌ・リーブスのこんな役柄ってどうなの?

映画『マトリックス』シリーズは、超絶格好いいキアヌ・リーブス。

他の映画でも、わりとタフな男というか、逆境に強い男というイメージがあったのですが、この映画では「えーーっ!ショボすぎやん!」ってくらい、本当にショボい。

「そんなもん軽くひとひねりだろ」ってシーンでも、あっさり美女二人にやられてしまうと。

そういう意味では、ちょっと新鮮な感じもしました。

こういう役回りも演じるんだって。

なので、いつもとちょっと違ったキアヌ・リーブスを見たいという人には、おすすめの映画かもしれません。

感想その③
オチの付け方にやや不満が残る

2番目の感想とちょっとダブるんですが、映画の最後、オチがねぇ・・・。

個人的には「う~ん、そう来たかぁ・・・」とちょっと釈然としない感じです。

というのも、物語のいろんな所に仕込まれた伏線が、いまいち回収しきれてないなと。

まぁこういうとっちらけな終わり方も、ある意味では見せ方の一つの手法なんでしょうね。

 

と、なるべくネタバレにならないよう感想を述べました。

でも、言い足りない!もっとズバッといきたい!

というわけで、ここからはネタバレを含む感想をご紹介します。

おっと!ネタバレがイヤな人は下のタブを開かずに読み進めてくださいね。

ネタバレ感想その①
「良い家族・良い夫」というイメージに対する痛烈な皮肉を描いているのか?

映画の冒頭では、もう誰が見ても「これぞ幸せ!」という家族像が描写されています。

素敵な家の中にはお決まりの家族写真がこれでもかと飾られ、子どもたちとのやり取りなんかも「オレ、ナイスパパだろ?」という雰囲気が大げさなほど醸し出されています。

しかし!

そんな絵に描いたような良い夫・良い父親も、美女の誘惑には勝てないと。

よくこういう状況って「魔が差しただけ」と言うでしょ?

でもね。男というのはこういう生き物なんですよ~って、どんなに家族愛に溢れる男もこうなっちゃんですよ~って、強烈な皮肉を見せつけられた気がします。

 

ネタバレ感想その②
楽しむだけ楽しんでおいて、急に「甘えたちが悪い」って言うのはズルいぞ!

美女二人の誘惑に負け、お楽しみをしちゃった主人公。

一夜明け、罪悪感を感じたのか、急に態度が変わります。

「お前たちが誘惑してきたのが悪い!」って、美女二人を責めるわけです。

そしたら、今度は美女二人が反撃に出ます。

この反撃、かなりエグいです。

家の中はめちゃくちゃにされ、主人公は肉体的にも精神的にもどんどん痛めつけられていきます。

まぁここで、美女二人の目的って何なの?と少々疑問に思う部分もありますが、それよりもキアヌ・リーブスのやられっぷりが本当にひどい。

ある意味開き直って「オレは悪いことをしたけど楽しんだからいいか」と現実を受け止め、美女二人へ逆ギレするのではなく丁寧に接していれば、あんなひどい目に遭うことはなかったと思います。

いわゆる穏便に済ますってやつね。

もし、家族にバレたら、平謝りしかないでしょ。

 

ネタバレ感想その③
死人が出てるのに、ストーリーが甘すぎる

途中で一人死にます。

その人は誰かというと、主人公の妻(芸術家)の作品を高く評価していて、作品の販売に携わっている男性です。

タイミング悪く、主人公が痛めつけられている場面に、この男性が家に来ちゃうんですよ。

それで、いろいろ異変に気が付くわけですが、もう後の祭り。

若干アクシデント的要素はありますが、美女二人がこの男性を殺害し、その後死体の遺棄までします。

しかも笑顔で。

あのですね・・・、状況的に証拠が残りまくりで、めちゃくちゃ簡単に犯人を特定できると思います。

そっちの方へ話が進むのかなぁと思って映画を最後まで観ていましたが、全くのスルーでした。

また、最後バケーションから妻と子どもたちが家に戻ってきたシーンで、当然ですが彼女たちは家の中がめちゃくちゃになっているのを目にするわけです。

実は映画の冒頭で、「明日は超シークレットパーティーがある」と家族みんなの前で発言した男性(殺されちゃった人ね)のこの伏線が、ここで回収されるんです。

めちゃくちゃになった家の中を見た息子が「あぁ!パパはシークレットパーティーやってたんだね・・・」と独り言を放つわけですよ。

で、このシーンで映画は終了。

おーーい!!オチの付け方がパロディ風でいいんかーーい!!

このあと、夫婦の間で巻き起こるであろう修羅場を想像しただけで、映画もう一本分作れそうな気がします。

そう考えると、ストーリーがいろいろ甘いなぁというのが正直な感想ですね。

 

まとめ

各所のこの映画に対するレビューを見ると、割と酷評が多いです笑。

「女どもが最低だ!」「クソ映画だ!」「時間を無駄にした!」

などと言われています。

カリパイ的には、トータルで面白かったですね。

美女二人を観るだけでも十分価値のある映画だと断言しますよ。

ちなみに、カリパイおすすめの美女「アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)」は、2020年公開予定の007シリーズ最新作(第25作目)に出演するとのことです。

そちらも楽しみですね!

 

そして最後に、この映画を観て勉強になったこと。

美女が玄関をノックしても開けてはならない!

これをしっかり守って生活していきたいと思います。

とはいえ、だれも訪ねてこないので要らぬ心配なんですけどね笑

この記事を読んで興味をもった人は、『ノック・ノック』を観てみてはいかがでしょうか。

ではでは。

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