どーもこんにちは!カリパイです。
これまでメインブログを中心にセブ島にある日本食のお店を紹介してきました。
その中の一つ、『大阪たこ焼き(SM City Consolacion店)』が、おそらく閉店した模様です。
2017年12月30日にオープンしてからおよそ1年と3ヶ月。
参考 【日本食inセブ島】大阪たこ焼き(OSAKA TAKOYAKI)SM City Consolacion 店伝説のKalipay今日、久しぶりに足を運んでみると、シャッターが閉まっていました。
ご覧の通り、お店は閉まってます。
ちなみに、以前の様子はこんな感じです。
間口の広い店だっただけに、シャッターが閉まっていると、かなり雰囲気が違いますよね。
もしかしたら、一時休業中なのか?
そう思って、近くに入っているテナントに話を聞いてみましたが、「3月いっぱいで閉店したよ」という声が返ってきました。
確かに、オープンして以来、それほどお客さんが入っている感じではなかったし、そもそもSM City Consolacion(コンソラーション)は、SM City Cebuなどの都市部にあるショッピングモールに比べると、それほど多くの来場者があるわけではありません。
そう考えると、営業的に上手くいってなくて閉店したと想像するのは、難しくありません。
SMモールは、テナントの賃料が高くて有名です。
わずか1年と少しで閉店となるなんて、事前の見込みが甘かったのでは?と考えてしまいます。
この大阪たこ焼きは、各所のSMモールを中心に、かなり数多く店舗を出しています。
食べたい人は、自分の家から近くにある店舗へ行けばいいわけで、そうなると、人がたくさんいる地域のモールにお客さんが集まるのは自然な流れ。
コンソラーション店は、そういった意味であまり条件のよい場所ではないのですけど、事前に考えつかないもんでしょうか。
やってみなけりゃ分かんない!
それも同意できます。
でも、外国で飲食店の経営をするには、かなり高い確率の勝算をもってないと難しいのではないでしょうか。
仮にです。
大阪たこ焼きの経営者が、お金に全然困っていなくて、店のもうけも関係ないと。
ただ単に、店舗数を増やし、何と言いましょうかある種の「称号」というか、「どうだ!すごいだろ!」的なものを目指しているのなら、まぁ納得です。
ですが、そうなると一つだけ思うことがあります。
今回、コンソラーション店の閉店が事実なら、そこで働いていた従業員はどうなってしまうのでしょうか?
他の店舗へ移動できたのか?それとも「はいサヨウナラ」でクビなのか。
従業員にも家族がいます。安い給料でも、それをあてにしている家族がいるんです。
しかし、これでもう給料は出ません。彼らの生活に大きな影響を与えることになるでしょう。
フィリピンで人を雇用をすると、確かに日本での人件費より大幅に安く済むことがあります。
ですが、彼らにも家族がいるんです。
その辺が、何だかモヤモヤするところですね。
「フィリピンは人件費が安いから取りあえずやってみて、ダメならたためばいいや」と考えて商売を始める人はいないと信じています。
外国で商売をするということは、自分の儲けだけでなく、その国に、その国の人たちに何かを還元し役立つ方向性で進まないと、やる意味が無いのではないでしょうか。
とまぁ自分がそんなことを言える立場ではないので、これぐらいにしておきます。
とにかく、今回の件で思ったのは「あぁ日本食の店がまた一つ消えた」ということと「あそこで働いていた人たちはどこへ行ったんだろう」ということ。
上手く次の就職先が見つかっているといいですね。
セブ島で飲食店を経営している人とよく話をする機会がありますが、その人はいつも「セブ島での飲食店の経営は難しい」と言っています。
利益を出すだけでなく、長く続けられる店は、ほんの一握りだとも。
う~ん、深い言葉ですね。
自分には到底無理!!
いや、もし万が一自分の資金でやるなら、立地と扱う料理について徹底的にリサーチします。
どうでしょう、多分5年10年単位でしょうかね。徹底的に調査!
ま、やりませんけどね笑
というわけで、今回は『大阪たこ焼き(SM City Consolacion店)』がどうやら閉店したのではないか、というお話でした。
これが勘違いで、また営業を再開するということであればそれはそれでオッケーですね。
もしそうなら、張り紙の一つでも貼っといてほしいところです。
また数日後、様子を見に行こうと思います。
ではでは。