どーもこんにちは!カリパイです。
みなさん、ホラー映画は好きでしょうか?
わたくしはどちらかと言うと、あまり好きではありません。と言ってもまったく観ないこともなく、そういう気分のときには観ます。(どんな気分?)
今回ご紹介する映画は、2018年公開のホラー映画『クワイエット・プレイス(A Quiet Place)』です。
主演は、トム・クルーズが出ている映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラント。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は何度も死んでやり直しながらエイリアンを倒す映画です。※説明が雑でスイマセン
この映画も個人的にはお気に入りの一つなので、またいつかブログで取り上げたいなぁと思っています。
クワイエット・プレイスについて
さて、今回ご紹介する映画『クワイエット・プレイス』について話を進めます。
最初に言っておくと、この映画、個人的にはかなりオススメです。うん、おもしろかった!
簡単なあらすじ
舞台は2020年。おっ!今ですやん。
宇宙からやって来た謎の生物(モンスター)に世界中が恐れおののいています。そのモンスターは視力がない代わりに超鋭敏は聴覚をもっており、音を発した人間を襲い食べてしまいます。
社会は崩壊し、人々はゲリラ的に生き延びるしかない。モンスターの恐怖と向き合い、音を立てない生活をしています。
イヴリン・アボット(エミリー・ブラント)一家も音を立てない生活を続けていましたが、ある日、末っ子のボーが音を出してしまいモンスターに殺されてしまいます。
アボット家には3人の子どもがいました。長女のリーガンは耳が不自由、長男のマーカスは病弱、そして殺されてしまった末っ子のボーです。
ボーの死は、耳の不自由な長女リーガンが音の鳴るおもちゃをボーに渡し、まだ幼いボーはそれで音を出して遊んでしまったことが原因。
そんなこともあってか、リーガンは家族の中で疎外感を感じるようになります。
ボーの死から一年後、イヴリンは新たな子をお腹に宿しており産気づいていました。しかし、音を立ててしまいモンスターがそれに気付きます。
強烈な陣痛に耐えながら声を出さずに耐え続けるイヴリン。そして迫り来るモンスター。
こうしてアボット一家とモンスターとの死闘が繰り広げられていきます。
個人的な感想
この映画、ジャンル的にはホラー映画なんでしょうが、そこまでホラーホラーしていないと思いました。
ホラー具合で例えるなら『ミスト(The Mist)』のような感じかなぁと。
ホラー映画っていろいろあると思いますが、やはり「得体の知れない敵」の存在が重要ですよね。それに加えて、現実的というかリアルな設定。
SFホラーは怖いというよりただ単に「ビックリした!」というシーンが多い。
でも、本作のように設定されている世界にリアリティがあり、「もしも自分がそこにいたら」とイメージしやすい映画は好きです。
そういう意味でこの映画は怖い。
だって音を立てたらモンスターが襲ってきますからね。
現実世界でイメージしてみてください。
咳やクシャミ、PCのキーボードを叩く音、スマホの通知音なんてもっての外。
今自分がいるフィリピンの日常で考えてみましょうか。
まず最初の1週間でニワトリ・野良犬は全滅するでしょう。
大音量のカラオケ? はい、できませんね。
それとゲップ。フィリピン人はどこでも構わずゲップをする人が沢山いますが、これは辛いですね。
おしゃべり好きもアウト。
そうなんです。いつも何かしらの音があふれているフィリピンが静寂に包まれるなんて、想像できないです。
逆に言えば、フィリピン人の子どもたちにこの映画を見せ、「静かにしてないとモンスターが襲ってくるよ」と一言添えてあげれば、騒々しくない大人に成長するかも笑。
続編がいよいよ公開されるよ!
2018年に公開された第1作目は結構ヒットしたようで、待望の2作目がやってきます。
日本での公開は2020年5月8日です。
フィリピンではその前に公開されるので、みなさんより一足先に観に行っちゃいます。
気になる続編の内容ですが、予告を見る限り以下のことが分かりますね。
- 第1作目の前の話(モンスターがどうやって地球に来たのか)
- モンスターとの戦い(逃げ回るだけでなく倒す?)
1作目で謎だった「どうやってモンスターに支配されたのか?」という部分が明らかになりそうです。
なので、ストーリーの時間軸が現在・過去を行ったり来たりする感じになりそうですね。
それから、1作目ではモンスターと対峙するというより「いかにして身を隠すか」という作風でしたが、2作目では戦いを挑んでいく?ような感じもします。
つまり、人類VSモンスターにおいて、何かしらの決着がつくのか?
それとも、さらに3作目へと続いていくのか?
その辺りも見所ではないでしょうか。
5月公開予定の2作目を観る前に、1作目を観ていない人は是非ともご覧になってください。
個人的には、1作目を観てから2作目を観ることを強くすすめます。